二太郎の中学受験 2026 〜ときどき一姫の回顧録〜

長女は2022年に中学受験終了、二太郎(長男)も3年後を目指して欲しい

ブログ引っ越しました

www.nitarou.net

これまで、こちらのブログをご覧いただき、誠に有難うございました。

レンタルサーバーを契約して、今後はそちらに記事を投稿していこうと思います。

はじめてのブログ執筆でつたない文章でしたが、少しでも興味を持っていただけましたら、引っ越し先も覗いていただけましたら嬉しいです。

今後とも、よろしくお願いいたします。

二太郎がグノーブル入室テストを受験

新小4(現小3)の二太郎が本日、グノーブルの入室テストを受験してきました。

本人の手応えとしては「ダメだった」そうです。

フウセンのフウを "空" と書いてしまったそうです。

結果は、3/11 (土) までに郵送されるそうなので、そちらを待ちたいと思います。

もし、落ちてしまうようですと、通塾先をどうするかあたらめて検討しないといけないですね。

[塾選びについて]

実は、過去記事で、啓明館を検討している旨を記載していました。

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しかし、サッカー・そろばん・プール・ピアノと他の習いごとがあるため、啓明館の週3回の通塾はキツいという結論になりました。

授業時間の合計はほぼ同じ(啓明 6:35、グノ 6:00)なのですが、通塾の回数が増えると移動時間が余計にかかってしまうので、週2回で済むグノーブルを選ぶことにしました。

サピックスも候補の1つでしたが、近い校舎で新小4の時間割が 火・木だったので、サッカーと合わせられず、選択を断念しました。

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[グノーブルの説明会]

二太郎パパは、テスト時間中に実施される説明会に参加してきました。

  • グノーブルの偏差値は、サピックスのそれと近い
  • 新小4は、月1回、授業時間に学力テストがある
  • (横浜校の)在籍生徒数
    • 新小6:52名
    • 新小5:60名
    • 新小4:93名
  • 新小6は4コース(クラス)に分かれており、1クラスあたり10〜16名

グノーブルは、サピックスに比べるとクラス数が少なくて、クラスの上がり下がりが少なくなりがちで、それは人によってメリットやデメリットになり得ます。

わが家の長女は、目に見える成果がないとやる気を出さないタイプなので、クラスの上下動が少ないのはデメリットになったと思います。

おそらく二太郎もそれに近いタイプだと思いますので、新小4の人数が多くて、6クラスくらいには分割されそうであることは、プラス材料かと思っています。

いずれにせよ、今は良い結果を待ちたいと思います。

長女(中1)の創立記念講演会⑤ [感想]

2/24(金)に長女の中高一貫校の創立記念講演会を拝聴してきました。

④の続きとなります。

長女(中1)の創立記念講演会① - 二太郎の中学受験 2026 〜ときどき一姫の回顧録〜

長女(中1)の創立記念講演会② - 二太郎の中学受験 2026 〜ときどき一姫の回顧録〜

長女(中1)の創立記念講演会③ - 二太郎の中学受験 2026 〜ときどき一姫の回顧録〜

長女(中1)の創立記念講演会④ - 二太郎の中学受験 2026 〜ときどき一姫の回顧録〜

 

[二太郎パパの感想]

講演のタイトルが、「人生が酸っぱいレモンなら、美味しいレモネードを作ろう」というものだったので、言葉の印象から軽い感じの内容を想像していました。

しかし、実際に拝聴してみると、

  • 大学受験 → 学部 → 留学 → 修士 → 博士 → ポスドク → 研究者 

というステップアップとともに、その時々の辛い経験などを詳細に教えていただける内容でした。

わが家の長女に感想を聞いてみましたが、研究者になるまでの大変さや喜びなどは、あまり伝わっていないように感じました。おそらく、物理系の内容にあまり興味がないのだと思います。

私は理工学部出身ということもあり、憧れや凄さを感じました。

実際に研究者になった人から経験談を聞けたというのと、その中でも海外の大学院というケースの話を聞けて、一粒で二度おいしい内容でした。理系を目指す学生にも、海外大を目指す学生にも、進学のイメージが湧いたのではないかと思います。

物理が好きな中高生はぜひ、こちらの先生(研究者)をロールモデルにしてみて欲しいと、勝手ながら思います。

長女(中1)の創立記念講演会④ [質疑応答]

2/24(金)に長女の中高一貫校の創立記念講演会を拝聴してきました。

③の続きとなります。

長女(中1)の創立記念講演会① - 二太郎の中学受験 2026 〜ときどき一姫の回顧録〜

長女(中1)の創立記念講演会② - 二太郎の中学受験 2026 〜ときどき一姫の回顧録〜

長女(中1)の創立記念講演会③ - 二太郎の中学受験 2026 〜ときどき一姫の回顧録〜

 

[質疑応答](前回の続き)

  • 1番最初に留学に行こうと思ったきっかけは?
    • 浪人して入った大学が第1志望じゃなかったこともあって腐っていた
    • 物理以外の色々なことを勉強して、他の国の人と交流してから専攻をしたいと申請書には書いた
  • 宗教は科学と対立しなければならないもの?
    • 私たちも物理の法則を信じていて、その物理の法則をもとに実験をしたり、ものを作ってる
    • 宗教はこれが絶対だと信じていたら、何百年、何千年前にできたものであろうと、それがアップデートされることはない
    • 宗教の特別なものが科学という風に思ってる感じもあり、どんどんアップデートされて時代に合わせてより正しいものに進んでいく宗教という風にも思える

  • 技術革新が進むと一部の人間しか技術を扱えない状況になると思うが、その中で技術者たちは何を目的に研究している?

    • 細部のことは技術者にしかわからないという風になるのは仕方がない
    • 技術者は自分たちの技術がどういうことか、技術者以外にも説明し続けていくことが大事
    • 研究者も技術者も、人の役に立っているときに喜びを感じる

      • 社会にインパクトを与えられたとき

      • 困ってる人を助けたとき

      • 生活が良くなったとき

  • 何度も留学に行かれたと思うが、どの段階でカルチャーショックがあった?
    • 渋幕時代の 2 週間のホームステイが初めて海外で生活する時だったので一番衝撃的だった
    • 本当に海外で生活して人がいるって、実際に見ないとわからないことが多い
  • 高校生や中学生に、語学以外で今何をすればいいかアドバイスをいただけると嬉しい
    • 他の国の政治体系を、自分に関係のあることだと思って学べばよかった
    • できれば早い時期に、他の国の人と接する経験をするのがいい

(次回に続きます)

長女(中1)の創立記念講演会③ [質疑応答]

2/24(金)に長女の中高一貫校の創立記念講演会を拝聴してきました。

②の続きとなります。

長女(中1)の創立記念講演会① - 二太郎の中学受験 2026 〜ときどき一姫の回顧録〜

長女(中1)の創立記念講演会② - 二太郎の中学受験 2026 〜ときどき一姫の回顧録〜

 

[質疑応答]

  • 研究者は何のために研究している?
  • 革新的な技術で生じてしまう問題はある?
    • 一番言われているのは、RSA暗号が簡単に解かれてしまう
    • 量子暗号というよりセキュアなシステムを構築しなければいけない
  • 1年浪人したのは全落ちしたから?
    • 高3で合格した学校もあった
    • 1年ちゃんと勉強して受け直したいと思った
  • 何かで失敗したときにどうリカバリーしている?
    • フランス語が歯も立たないし、フランス人に相手にされなかったけど、フランス語を勉強して理想に近づくようにした
  • 価値観とか信念が異なる場合に、対話の中で心がけていることは?
    • 違うことを言っている時、表現の仕方が違うだけで、実は同じことを主張していることもある
    • ポジションとか立場とかに惑わされずに、純粋に事実だけを見つめてディスカッションする
    • 謙虚に考えて、自分たちを中心に考えないで、自然の一部として考えた方が正しい科学的見地にたどり着けるんじゃないか

(次回に続きます)

長女(中1)の創立記念講演会②

2/24(金)に長女の中高一貫校の創立記念講演会を拝聴してきました。

続きとなります。

nitaro.hateblo.jp

[内容](前回の続き)

  • 量子コンピューターの研究者が取り組んでいること
    • Sycamore とサミットの対決は  Sycamore が勝てるような問題だった
    • 実用的な量子コンピューターにするには 1000 万個は量子ビットが必要
    • Sycamore では 53 個だった量子ビットを 1000 万個に増やそうとしている
  • フランス語を勉強してから留学したが全然言ってることがわからなかった
    • サックスフォン演奏の趣味が助けてくれることがあった
  • 地理とか歴史には全く興味がなかった
    • さまざまなバックグラウンドを持つ人と接する際に、学んできてなくて恥ずかしい思いをした
  • イタリアへインターンに行き、量子コンピューターの理論を勉強した
    • 研究者になりたいと思った
  • 日本では就職や結婚の同調圧力が強いためヨーロッパに戻ろうと思った
    • 修士時代の2年間は海外留学のための準備を頑張った
  • オランダの量子コンピューター研究で有名な大学院に進学することができた
    • すごい実験結果が出てすごい論文を発表することができた
    • 無事に Ph.D. を取ることができた
    • 一緒に研究していたフランス人の研究員の方が亡くなった
    • 研究で生きてくことについて真剣に悩んでまともに研究ができていない
    • 量子コンピューターの研究が活発になってる時で周りが盛り上がっていた
  • 沖縄科学技術大学院大学に博士研究員として行った
    • 殻に閉じこもるようになり、ひっそり一人で研究したいと思った
    • 2年連続で研究費を獲得することができた
    • 80% か 90%ぐらいは日本人じゃない多様性に富んだ大学院
    • 病気が見つかり2カ月間入院した

(次回につづきます)

長女(中1)の創立記念講演会①

2/24(金)に長女の中高一貫校の創立記念講演会を拝聴してきました。

画像はイメージ

[講演者]

[講演者の経歴]

[内容]

  • 中学高校時代は遅刻をしたり、授業中に寝ていることが多かった
  • 物理
    • 嫌われてる科目だった
    • 専攻する女性が少ない
    • 原点は小学校の時に受けた滑り台の実験
      • 絶対に重いビー玉が先に到着するはずだと思っていた
    • 高校で習った "F = ma" という式
      • ほとんどの物体の挙動を予想したり説明したりできる
  • 天動説と地動説
    • ある程度の星の動きは天動説でも説明できていた
    • 太陽の周りを動いていると仮定したところ、今まで説明できなかった星の動きも説明できるようになった
  • 量子力学
  • 量子コンピュータ
    • 電流で 0 と 1 を表すコンピューターは古典コンピューターと呼ばれている
    • これと同じことを量子ビットを使ってやろうとしている
    • 粒子が左にいるときがビットの状態0、右にいるときがビットの状態1という風に実現したりする
    • 粒子が左にいる確率が 50% で右にいる確率が 50% の状態を実現することができる
  • 量子コンピューターができるとどんな良いことがあるか
    • 送電線を短くする計算
  • 量子コンピューターの歴史

(次回につづきます)