長女(2022)の進学先に迷った話
昨年、長女(中1)は公立中高一貫校を受験し合格しました。
しかし、合格がわかった時点で既に、他の第1志望であった私立の中学にも合格していたので、どちらに進学するか家族内で少し揉めました。
私(父親)の中では公立より偏差値の高い私立が第1志望で、公立は第2志望であると明確に決まっていました。
それに対し、妻(母親)はどちらも第1志望的に考えていたようで、過去問をやらせるのも本に収録されている5年分すべてでした。
比較ポイントを表にまとめます。
ぜいたくな悩みではあるのですが、私は偏差値や出口の実績から私立に行くべきと考えていました。
妻は、通学時間が短いこと、学費がタダみたいな額であることから公立もいいと言っていました。
本人の意見を尊重することになったのですが、普段からママ派なので妻の意見に影響されてだいぶ迷っていました。しかし、最終的にもともと第1志望としていた私立の中学に進むことにしました。
次回は、そもそも、その私立中学を受験することになった経緯について触れてみたいと思っています。
複数回入試について思うこと
2月5日で東京・神奈川の中学入試はほとんど終了されたかと思います。
今年、受験をされたかたは本当にお疲れさまでした。
塾で配られる合格体験記や、ここ数日で見かける Twitter の投稿などでは、2月4日まで1つも合格をとれてなかったが5日に合格! といった武勇伝をチラホラ見かけます。
受験した本人のメンタルの強さに驚きますが、中学受験の日程が5日〜6日まで続いていることによって、そのような終了間際の合格者がでてくるんだなぁと思います。
学校側の思惑によって、入試日程は1回(1日)だけではなく2回、3回と複数にわかれていたり、入試方式によってわかれていたりと色々あります。
私の個人的な感覚としては、3回以上の入試回を設定するのはちょっと多いのではないかと思っています。
他校との併願の兼ね合いや、1回目はめちゃめちゃ緊張して実力を出せなかった子のために、2回目がある意義はとても大きいと思います。
それが3回目になってくると、1回1回の合格者の枠は小さくなるし、その結果みた目の偏差値が上がるので伝統校びいきの人たちにディスられるし、学校側は3回目の試験問題を作成して当日も試験の対応が必要になるし、とデメリットが大きくなってくる気がします。
しかし、昨年のどこかで長女の学校の校長がおっしゃっていました。
「第3回の入試はしばらく続けたい。1回目がダメで、2回目がダメでも、3回目に合格して嬉しそうに入学してくる子どもがいる。他校がダメで、日程的に受けられる学校が少ない子にもチャンスを用意してあげたい。」というようなニュアンスでした。
学校のトップや入試担当の先生が、どのようなポリシーを持って仕組みを考えているのか?
学校の人気や進学実績(出口偏差値)を最優先に考えているようでは、ダメですよね。
東大合格者の半数、出身高校はわずか36校に集中…私立中高一貫校が最強の理由
2月4日の試験も終了し、東京・神奈川の中学受験は明日でほとんどの学校が終了するかと思います。
明日も受験されるかたは、悔いのないよう頑張っていただきと思っております。
ところで、数日前にタイトルにあるような記事を見つけました。
長女が小5か小6の受験生だったときに、中高一貫校のメリットなどを調べたりしていたので「そんなもんだろうな」と思います。
記事にあるように、1967年の「学校群制度」をきっかけに、私立優位の状況にかたむいていったようです。
似たような説明をしている動画を以前に見たので、貼り付けておきます。
この手の話になると「優秀層があつまるから進学実績がでる」のか、「学校(カリキュラム)が生徒を伸ばす」のかが気になるところです。
restart のたかしさんが、そのあたりの持論をわかりやすく解説してくださっています。
結局は両方とも関係していて、私立中高一貫校の優位はとうぶん変わりそうもないようです。
長女の中学の進路保護者会
1月に長女の通う中学にて、進路保護者会というイベントがありました。
行きたかったのですが、その日は二太郎のピアノ発表会があったため欠席していました。
もう2週間ほど経っているのですが、長女がそのときの資料をもらっていて、今日になって私に渡してくれました。重要そうでないと、いつもこんな (T▽T)
スライド(Power Point)の資料を1ページに8スライドを割り付けて印刷してあるので、1つ1つのスライドが小さくて、パッと見では読む気がしないのですが、目を凝らして読んでみると、親目線で気になる情報が満載でした。
特に気になったのは、以下の内容でした。
- 平日1日の平均学習時間について
- 1~3時間が大半
- 塾や予備校に通っていますか
- 現状、約6割が通っていない
- 塾の利用について
- 鉄緑会 48 ・・・
これらは要点のみの抜粋になります。
データ自体も気になるのですが、学校側がこのようなアンケートを実施して、それを保護者にもフィードバックしてくれるというのが、さすが私立だなぁと思います。
あくまで学校内の学年の動向になりますが、日本人気質の人間としては、周りの動向や学年の中でわが子がどちら(メジャー・マイナー)になるのかなどは気になります。
ありがたい限りです。
小学生りんかいグランプリ(後期第3回)
二太郎がりんかいセミナーからもらってきたプリントに「りんかいグランプリ」という欄がありました。
そして、本人いわく、~小の3年生は僕だけだからどれが僕かすぐわかるよ。
けっこう上のほうの順位にはいってるよ、とのことでした。
学年に関係なく、直近3回のテストの合計点ランキングのようです。
小3では同じ学校の子はいないとのことでしたので、それが本当なら3位や4位をとっている生徒は二太郎になります。親としてはうれしい!
この塾のよいところは、自己肯定感を高めてくれるところだとつくづく感じます。
わが家のプランでは、春季講習からは中学受験塾にいきたいので、それまでぞんぶんに自己肯定感を伸ばしてほしいです。
大手4大塾+啓明館の費用
本日は、東京・神奈川の入試開始日ですね。
受験された方はお疲れさまでした。
残りの数日間も大変かと思いますが、ぜひ頑張っていただきたいと思っております。
ところで、きょう一日、妻は1年前を思い出すことが多かったようで、「去年のいま国語うけてたね」とか「いま理科だね」とか、娘にメッセージを送っていました。
受験熱を思い出したのか、二太郎の塾の話になりました。
現在はりんかいセミナーさんにお世話になっていますが、ターゲットが中学受験ではないため、わが家ではいずれ転塾を考えています。
その候補として、長女が通っていたサピックス(6年時)と啓明館(5年時)が挙がっています。
判断材料の一つとして費用をみたかったのですが、各塾のホームページでは、季節講習を含めた料金がなかなか記載されていません。
ちょうど欲しかった情報を載せていたサイトがありましたので、引用させていただきます。
年間合計費用
啓明館のデータは上記サイトにはなかったので、私のほうで追加しました。
(参考サイト)https://keimeikan.co.jp/price/
そして、参考までに月額の授業料を表にしました。
4大塾の授業料については、最初に引用したサイトに記載されていた、年額の授業料を12で割りました。
月額の授業料(概算)
季節講習はだいたいどの塾でも必須に近い扱いのため、それも込みで比較する必要があります。
ですので、毎月の授業料だけでは、比較する意味は薄いです。
しかし、塾のホームページでは授業料くらいしか共通して載っていないため、トータル費用での比較が難しいです。
そんな中、冒頭で紹介したサイトではトータルで費用をみれるので、大変たすかりました。
そして、月額の授業料でも比較してみると、授業料はそれほど高額でもないのに、年間費用でみると高額になっている塾があります。
商売上手といえばそれまでですね。
長女の試験前日、当日のたべもの
きょうは、多くの東京・神奈川組にとって入試本番の前日ですね。
1年前を思い返すと、身が引き締まる思いです。
2月1日の入試前日に何を食べていたかというと、鍋だったと思います。主食はご飯です。
当時、私がネットで調べた情報で、とんかつは「かつ」というゲン担ぎで勝負事の前に食べられることがあるが、脂っぽい肉は飽和脂肪酸が多く含まれるので、科学的には逆効果だ、的な記事を読んだ記憶があります。
そのため、確かタラをメインにした、白菜やしめじを入れた鍋にしたと思います。
そういえば、サピックスから提供された入試直前の注意事項の動画に、食事に関するものがありました。その中で、栄養をつけてもらおうと"うなぎ"にしたが、骨がのどに刺さってしまって、かえって大変な思いをした、という体験談がありました。
たしかに、スーパーのうなぎで骨がのどに引っかかることなんて滅多にないので、たまたま目に入ったら買ってしまうかもしれませんね。
わが家の試験当日の朝は、母親のおにぎりだったと思います。
そして、2月1日は午後受験があったのでランチを持参したのですが、おにぎりとみそ汁でした。それを午前校から駅に向かう途中の公園でいただきました。
やはり、日本人の脳に適しているのは、ご飯だと思います (^^)